思えば遠くへ来たもんだ

AIが浸透した時、アートの人生に占める割合が増えると言われる時代。アート産業で仕事がしたい演劇男子サラリーマンの日記。

ヨーロッパ企画 「来てけつかるべき新世界」 @神奈川芸術劇場KAAT

ヨーロッパ企画の公演「来てけつかるべき新世界」観てきました。

 

www.europe-kikaku.com

 

 会場は初めていく、KAATこと、神奈川芸術劇場。

わざわざ横浜まで芝居観に行くって、それだけでもわくわくしますね。

 

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※まだ神奈川公演や名古屋(だったかな)の公演が残っていらっしゃるので

 なるべくネタバレ的なことは書かないようにするつもりですが

 (いや無理か・・・?)

 これからご覧になるという方は読み飛ばしていただくようお願いします。

 

 

 

さっそく一番印象的だったシーンを書くと

なんか頭のうえにビリケンを乗せた女性が出てくるのですが

その女性の「マインドアップロード」をするシーン。

 

 

マインドアップロードは、要は自分の人生経験ログをデータとして保存して

サーバの中に自分の人格(ソフト部分)を残しておく、ということ、だと解釈。

 

 

芝居全体の構成においてマインドアップロードするシーン自体は

次に起こるドタバタ劇の前振りみたいなものなのでそれほど重要じゃないと思うんですが、自分が気になったのは、そのアップロード時間、の短さ。

 

 

まがりなりにも20年だか30年だか人生生きて来て

圧倒的な情報量を持っているだろう人間の脳、また

そのシナプスとそこを行き交う情報をアップロードするのが

たったの5秒やそこらで完了してしまう。

 

そこに「人間っていとも簡単に複製できてしまうちっぽけな存在」

なんて含蓄はなかったと思われるのですが

なんだか自分には勝手にそういう意味合いを感じてしまって

ちょっとおぞましい気持ちになりました。

 

素直に受け取ると、テクノロジーが進歩して

それくらい難しいことも「いとも手軽に」できてしまう世界では

テクノロジーが生み出された背景や本質、そのリスクについて

十分思いを至らせないまま、使っちゃう人が現れるんだよ〜

そうなると、こんなドタバタ劇が始まるんだよ〜

というような意味合いに捉えればよいのだと思いますが。

 

 

シンギュラリティを扱っていて面白かった映画「トランセンデンス」

(ジョニーデップ主演)も彷彿とさせるような内容で

ワクワクゾクゾクする系のテーマを

大阪新世界という「笑える設定」で描写していて面白いお芝居でした。

 

 

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