思えば遠くへ来たもんだ

AIが浸透した時、アートの人生に占める割合が増えると言われる時代。アート産業で仕事がしたい演劇男子サラリーマンの日記。

VR演劇をやりたいけど、脚本が無いから妄想をしてみる。

演出方法ありきで始まったVR演劇の企画。

技術を見せたいのではなく、演劇を面白くするための手段としてのtech。

では、自分が捉える世界観とは何なのだろうか。

 

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この社会は

情報が溢れている、だけではなく

情報に対する解釈が、溢れている。

溢れていて、コップからこぼれ落ちるくらい。

溢れているというより、無数に散らばって、宇宙を漂うくらい。

 

解釈は、目と口で構成されている。

他の人の目、口が、自分たちの言動ひとつひとつに解釈を与えている。

言動は無数にあるが、自分がやった一つの言動も実は解釈の目から逃れられない。

(自分の周りに目と口が、生々しくなく、抽象的に浮かんでいる。)

 

本当は、汗を垂らして、踊りたい青年Aがいる。

どうせ一回きりの人生の舞台だから、踊ろうと思っている。

でも、なぜだか解釈の目と口に動きを抑えられている。

 

舞台にあがる妄想ばかりが膨らんでいく。

妄想はもはや自分にとって現実に感じるくらいに、

ありありと妄想している。

 

体はずっと家の中にいる。

でも妄想した自分は、あいつにも、そいつにもなれる。

景色がどんどん変わっていく。

 

昨日、南半球にいたくらいの勢いで景色がぶっ飛んでいく。

体は家の中なのに。

スイッチが切り替わるように、いろいろな自分になれる。

 

(この話は、このまま抽象的な話を進めていくわけではない。

 序章として妄想に取り憑かれた青年Aの姿が浮かび上がっている。)

 

妄想か現実かどちらかわからなくなった街。

実は、言いたいこと、やりたいことをやると、疎まれる街がある。

 

食べたいって言ったら、ダメと解釈されるのか。

踊りたいって言ったら、ダメと解釈されるのか。

それは、実は、誰にもわからない。

 

誰が言うかによって、ダメかどうか、解釈されるから。

自分はどこまで言っていいのか、やっていいのか、試してみるまでわからない。

チキンレースみたいな話。

 

妄想の世界にも、なぜだか解釈のパトロール官が入ってきた。

あれ、いや、妄想の世界では解釈されないはずだ。

(解釈が”カイシャク”という一つのキーワードに変わってきた)

 

でも、確かに妄想の世界の中で、さっき隣の彼が

「あー、もう●●してー」って言ったら解釈されて消えた。

だからここはリアルの場所なのかもしれない。

あれ、妄想の始まり、どこでセーブして、どこからリスタートしたっけ。

あれ、昨日飲み過ぎたからいつ妄想に入ったかも覚えてない。

 

もういいや。わからない。

でも、わからないところまできたら、逆に吹っ切れる気もしてきた。

どこまでやったら解釈されるのか、試してみよう。初めて、踊ってみよう。

踊りのジャンルも決まってないけど。

 

いやいや、まだリスクじゃない?解釈1回で終わるよ。

じゃあ、俺の分身みたいなやつにやらせればいい。

青年Abにやらせよう。

青年Abにまず何やらせようか。(ここで何か選択肢が欲しいかもしれない)

 

青年Abが●●をやった。

そしたら、青年Abはすぐに解釈されて消えた。

(消える瞬間は、割と騒がしい音がなるはずだが、イラッとするほどの音もならない。

 気づいたら消えている、くらいの感覚で、消えてしまう。)

 

青年Acには、もっといけないことをやらせてみた。どうせ消えるから、そこを見たかった。

どうやって解釈されているのか見たかった。

でも、青年Acは解釈されなかった。なぜだろう。Abよりも悪いことしたはずなのに。

悪いと思ったのは自分だけで、目と口からは悪いと解釈されなかった。

 

この後なんどか繰り返したけど、消えたり、消えなかったり。

解釈の基準がわからなくなった。

わからないと、何もしたくなくなった。

解釈されたくないけど、されたい自分がいた。

他の人の言動を見るようになった。あ、気づいたら青年A以外にも周りには人がいた。

人の動きが目に見えるようになってきた。

 

あいつ何やってんだろう。あ、消えた。

こいつ、バカだな~、おもろいな~。うわ、こんなによく踊れるな。

ははは、おもろい、何これ、どんどん激しくなってる。うわ。すげーな。

あー、そろそろ疲れてきたか?もっといけない?あれ、いけない?

あー、なんかもういいかな。疲れ見えてきたし、お疲れお疲れ。あ、消えた。

 

うわーーー、なんか気づいたら、なんかすごい数の人らしきものが見える。

でも、すごい変な形のウネリになって、渦のように、鯵の大群のように

うねっては消えていくのがほとんどだな~。

人の大群、社会のようなものが、うねって消えたり現れたり。

でも消えているな~。見ようと思って見た先に目をやると消える。

見ようと思ったら消える。なんでだろう。

 

(青年はいつ気づくか分からない。自分が解釈する側になっている。)

 

 

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世界観を現実で目に見える形する手法として技術を使いたい。